お店の料金を考える
サロンの値上げは、客単価と客数を一緒に比べる。
料金を500円上げたら、その500円がそのまま月の利益に積み上がるとは限りません。来店回数、材料費、家賃などの固定費を分けて、変更前後を見ます。
5,000円から5,500円にする架空の例
1回の材料費等を500円、現在の月間客数を40回とします。現在の売上は20万円、材料費等を引いた限界利益は18万円です。
変更後の料金5,500円から材料費500円を引くと、1回の限界利益は5,000円。同じ18万円を確保するには、18万円÷5,000円=36回が必要です。材料費等と固定費が変わらない条件なら、40回から36回に減っても同じ利益になる計算です。
固定費が月10万円なら、固定費を引いた利益はどちらも8万円です。実際の来店回数が何回になるかは、この計算では分かりません。材料費や固定費も変わる場合は、条件を変えて確認する必要があります。
お店の数字に置き換えてみる
まず1メニュー分で比較し、ほかのメニューの売上や費用を混ぜずに確認します。全体の利益を見るときは、固定費をメニューの数だけ重複して引かないようにします。
この例は計算方法の説明です。特定の料金設定や値上げを推奨し、将来の売上を保証するものではありません。